20080801

夕暮れ 落書き 日焼け


事務所での研修も終了してから、僕はしばらく日本から訪ねてきた彼女と一緒にポルトガル国内をあちらこちらと旅行してまわっていた。もてなすというよりは一緒に楽しんでしまおうということで結構無茶なスケジュールを組んだりもしていたのだけれど。
ポルトガルの魅力をひとくくりにするのは難しいけれど、元をたどっていくと、それはやはり豊かな自然と魅力的な気候によるところが大きい。海沿いの村を訪ねれば高い確率で鄙びたビーチと美味しいシーフードに強い日差しの中パラソルの下でありつけるだろうし、内陸に入ってオリーブやコルクの木々の生えた大地を見下ろしながら夕暮れ時を迎えれば、その燃えるような静けさに圧倒されてただ見とれてしまうだろう。そこにワインがあれば言うことはない。彼らの食事もワインもデザートも建築も壁の落書きも人柄も、健康的な天気に恵まれながら長い間をかけて育まれてきたものなのだ。
何が言いたいのかというと、ポルトガルを旅行するなら日焼け対策をしっかりとした方が良いということ。

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